己に如かざる者を友とするなかれ
サワヒロです。
「己に如かざる者を友とするなかれ」とは、孔子の言葉ですが、意味としては「自分よりも劣っている人を、友として付き合ってはいけない」という事だそうです。
この言葉から、仲間・パートナー、そしてそれもひっくるめた環境の大切さについて考えてみます。
■「己に如かざる者を友とするなかれ」という言葉を見直す
この言葉の意味は、一見すると、自信過剰というか偉ぶったような言葉に見えますね。
だって「自分より劣った人を友にするな!」って言ってるんですもんね。自己中心的な考え方にみえます。
でも実際は、ちょっと違う意味だそうです。
具体的には「自分を向上させるために、自分よりも優れた人とつきあうべき」という内容だそうです。
■人間関係を選ぶ
上司や先輩、後輩といった職場における人間関係ももちろん大切ですが、人が成長するためには友だちの影響も非常に大きいですよね。
先ほどの孔子の言葉には続きがあるとのことですが「自分よりも劣った人たちの中で、自分が上だからといって威張ってはいけない」といった内容だそうです。
どのような人間関係の中に自分の身をおくか。それはあなたが成長できるのかできないのかに、おおきく関わってきます。
できることならば自分を高めることができる、そんな仲間やパートナーを、あなた自身が選ぶことができるといいですよね。
■人間関係に選ばれる
あなたが自分自身のために人間関係を選ぶということももちろんあると思います。
ですが一方で、あなたが人間関係に選ばれるというシチュエーションも、当然ありますよね。
職場などの人間関係の中に入るときは、どうしても自分がえらぶというよりも、入らざるをえない人間関係の中で、自分自身を選んでもらうというほうが近いですよね。
そんなときに、さっきの言葉を振り返ってみましょう。
自分よりも優れた人、自分のできないことが出来る人、そういった人たちとの和の中に入る。
そうすることで自分が選ばれるように、もっと頑張ろう、追いつこうと頑張る動機付けになります。
■人間関係の中のモデリング
そしてこの人間関係というのは、あなたが成長するための見本・モデルになってくれます。
見本となる人、モデルとなる人、あなたが目指したいと思う人を見つけ、その人のマネをして良いところをどんどん取り入れていく。
そうすることで、より一層あなたの成長に近づけますよね。
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