あなたはサルです。
「あなたはサルです。サルと同じなんです。だから、仕方ないんです。」
急にこんなことを言われたら、カチンと来ますね。
でも、本当のことです。
あなたはサルです。私もサルです。
隣のあの子もサルですし、嫌な上司もサルです。
みんな、サルと同じです。
どういうことか。
サルは、群れて暮らします。
序列関係を作って生きています。
ボスザルがいて、それに従う群れで成り立っています。
人間も一緒でしょ?
ボスがいて、そこに従う群れ。
なにが言いたいのかというと、サルと同じように人間も基本的には群れて暮らしています。
山奥で一人、仙人のような生き方をしている人もいると思いますが、ごくごく少数でしょう。
序列のもとに群れで暮らす以上、周りの目が気になってしまったり、まわりの存在を意識してしまうのは仕方ないことです。
人間の場合、ここに「思考力・想像力」なんてものが負荷されているので、なおさら大変です。
余計なことをあれこれグチグチ考えて、頭のなかでイメージしていただけのことが、実際の世界に生じてしまう。(自己成就予言)
どうせサルと一緒で序列関係があって群れの中で生きるしかないんだから、周りの目を気にしすぎてしまったりするのはやめませんか。
気にしたって、どうにもならないものはどうにもならないのです。
「まわりが気になる、でもできることをやろう。」これでいいじゃないですか。
タグ:コミュニケーション・人間関係, 人付き合い, 視線恐怖
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