早起きする方法で人生は変わるのか
あなたは早起きで人生が変わると本当に思いますか?
結論としては、早起きで人生は変わりません。
早起きをする方法を知っても人生は変わらない3つの理由
1つ目 早起きをして、そこでできた時間でなにをするかが問題だから。
あなたは何のために早起きしたいのですか。
本を読む?仕事をする?自分のリラックスタイムを作る?
何か、今までできないことをするために早起きをして時間を作るわけです。
だから、早起きしてできた朝の時間の過ごし方によっては、人生を変えることができるかもしれない。
だから、早起きするための方法を知っただけではなんにもならないでしょう。
2つ目 早起きをするためには、何かを犠牲にしなければいけない。
例えば、一般的に言われる理想の睡眠時間は7~8時間です。
とは言ってもなかなかこの睡眠時間をとれている人はいないと思いますので、モデルとして、0時に寝て6時に起きるケースを考えましょう。
このケースで、朝の時間を作るために4時に起きるとしたら、今までの睡眠時間がマイナス2時間になるわけです。
それを補うために、夜22時に、あなたは寝られますか?寝られないでしょう。
今までだって、いろいろな事情があったからこそその就寝時間になってるのだから、単純に朝の時間だけを変えることは困難です。
一般書籍にあるような早起きをする方法があなたのライフスタイルに合うのかはわからないのです。
3つ目 そもそも、早起きが合う人、合わない人がいる。合わない人がムリに早起きするのは悪影響がある。
早起きには、実はリスクがあります。それは睡眠不足を生じやすいことです。
その睡眠不足によって、精神的な不安定さが引き起こされてしまう危険性があるのです。
『睡眠不足続くと情緒不安定=脳機能低下、うつ病など類似-精神神経センター』(時事通信社)
ショートスリーパー・ロングスリーパーなど、人によって睡眠のリズムはそれぞれです。
それを単純に早起きすれば人生が変わると思い、自分のリズムを無視していたら、かえって本末転倒でしょう。
さぁ、これでもまだあなたは、安易に『早起きするための方法』を鵜呑みにしますか。
それとも自分なりの方法を考えますか。
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