苦労から学ぶ
昔から、若いうちの苦労は買ってでもしろとか言われて来た。
それは、苦労から学ぶことがあるからだ。
苦労からは何を学ぶのか。
まず、その仕事・業務に対しての経験値が増える。つまりはその仕事・業務を遂行するスキルを学べる。これは当然。
そして、うまくいった、いかなかったに問わず、結果が得られるが、その結果からなぜそうなったのかを学べる。
そこから、次はどうすればうまくいくのか、もっと効率的にするにはどうすればいいのか、そういったことを学べる。
ちょっと考えただけでも、学べることはたくさんある。
しかしいまは、それこそライフハックなど、なるべく苦労をしないやり方がもてはやされている。
苦労をしないで、最初から効率を求めるやり方。
なるべくムダなことをせず、最短距離で物事を処理するようなやり方。
そうしたものがとかくもてはやされている。
それでいいのか。
「なんでも苦労をすればいい」…そんな安直なことをいう気はない。
しかし、苦労をして試行錯誤をするからこそ、自分にあったことを見つけ出せるのではないか。
安直な「マニュアル」でなんでも乗りきれるほど、あなたの人生は簡単ではない。
既製品ではなく、オーダーメイドのライフハックをつくりだそう。
タグ:メンタルマネジメント, 仕事術
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