ダイエットに失敗する理由と先延ばし癖を克服する意外な共通点

あなたはダイエットに悩んだことはありますか。

物事を先延ばししてしまい、嫌な経験をしたことはありますか。

今回はYahooのニュース記事を例にしながら、ダイエットの失敗と先延ばし癖に共通するメカニズムを解き明かし、それらの対処法をお伝えします

例として用いるニュースはこちらです。

「渡辺直美、8年間で30キロ増 「東京に出てきてからドッと大きく…」」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000329-oric-ent

この記事を読むことであなたは、先延ばしグセへの対処法と同時にダイエットなどの「わかっちゃいるけどやめられない」ことへの対処法を学ぶことができます。


30キロも体重が増えた!

さて、上記のニュースによるとタレントの渡辺直美さんは8年間で30キロ体重が増えたそうです。

「30キロも増えたら、体もヤバイでしょ…。そうなる前になんで気づかなかったの?」

と思うかもしれません。

ちょっと考えてみましょう。
8年で30キロということは、1年間では3.75キロの体重増です。

さらに細かく見ると、1ヶ月ではわずか300g強の体重増加でしかないのです。

1ヶ月、わずか300gの体重増加なら、誰でも起こりえますよね。

このように長いスパンで見ると大きな変化でも、短いスパンで見ると小さな変化でしかないということがあります。

実はこれが、「先延ばし癖」の一つのメカニズムです。


先延ばしをすることでなにが生じるか。


先延ばしをすることで、例えば次のような事態に遭遇することがあります。

・1週間後の締め切りに間に合わなくて、上司に怒られる
・締め切りに間に合わず、延滞料金を支払う
といったことは、身近によくあります。

しかもそれだけではなく、
・必要なものを買っておかなかったために、命の危機にさらされる
ということさえ、起こりえます。

防災用品の準備などは、まさにこうした場面です。

そのように、長いスパンで見ると大きな変化でも、短いスパンで見ると大した変化が起きなければ、物事の先延ばし癖は治らないのです。


なぜダイエットは失敗するのか


それではダイエットを例に、長いスパンでの変化と短いスパンでの変化について説明しましょう。

例 焼肉編 その1
行動=「焼肉を食べる」

直後=「おいしい!」という味覚あり

この場合は「食べる」という行動が増える可能性が高いといえる

例 焼肉編 その2
行動=「焼肉を食べる」

1か月後=「体重増」という変化があるかもしれない

この場合は「食べる」という行動を減らす力は極めて弱いといえる

この2つの例は、イメージ出来ますか。

焼肉に限らず、女性の「甘い物は別腹」も同じですね。

「これ食べたら太っちゃうかも~(笑)。でも、ちょっとくらいいいよね♪」

まぁ…よく見聞きする場面ですね。

つまり、長いスパンで起きるかもしれない変化よりも、短いスパンでの変化のほうが強力なのです。

今の焼肉の例では、長いスパンでの変化が「起こるかもしれない体重増」で、短いスパンでの変化が「おいしい♪という味覚の変化」でした。

あなたが「やらなければいけない」と頭でわかっていることを先延ばししてしまう理由も、ここにあります。

先延ばし癖というのは、つまりは「やるべきことをやらずに別のことをする」ということです。

そうして別のことをしたときに、すぐに得られる結果としては「テレビを見て楽しい」「居眠りをして心地良い」といった変化があります。

一方で、長いスパンで起こるかもしれない「上司の説教」「降格・減給」「始末書」といった変化は影響力が弱いのです。


先延ばし癖は精神力や根性の問題か


物事を先延ばししてしまう人は、よく「根性がない」「やる気がない」などと言われます。

しかしこれは大きな間違いです。

先延ばし癖には今まで説明してきたように、短いスパンでの変化と長いスパンでの変化が関係しています。

「なんらかの行動を起こすこと」と「その結果生じる環境の変化」が、その後の行動に関係するというのは、人間を含めたすべての動物に共通しているメカニズムなのです。


先延ばしをやめる/ダイエットを成功させるには


以上の内容を踏まえて、先延ばし癖を改善する、あるいはダイエットをうまく進めるための2つのステップをお伝えします。

ファーストステップ
・その行動を取ることで生じるメリットとデメリット
・その行動を取らない、つまり先延ばしすることで生じるメリットとデメリット
を考える

セカンドステップ
・その行動をとりやすくするために、「またそれをしたい」と思えるようなメリットを増やす
・同時に、その行動を取らない、つまりは先延ばしにしたときに「こんな目に合うなら、やったほうがマシ」と思えるようなデメリットを増やす

この2つのステップを冷静に整理し、見直してみましょう。
こうすることで、先延ばし癖もダイエットも、ムダな精神論や根性論の罠にはまらなくて済みます。

しかしテーマがテーマなので、この記事を読んでもまだ先延ばしをしてしまうのが人間でしょうけどね。

結局、やるかやらないかはあなた次第です。


まとめ


・先延ばしもダイエットも、単なる根性論や精神論の問題ではない
・行動に伴うデメリットが小さいとき、あるいは起こる可能性が不確定な場合、その行動は減りにくい
・だから、減らしたい行動があるなら、その行動の後のデメリットを増やす
・行動に伴うメリットがすぐに得られ、また大きい場合、その行動はその後も増える可能性が高い
・だから、増やしたい行動があるなら、その行動の後のメリットを増やす


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