致死性家族性不眠症
こんばんは。サワヒロです。
先ほどテレビで「致死性家族性不眠症」というものが紹介されていました。
■命にかかわる不眠症
ウィキペディアによると
「致死性家族性不眠症(ちしせいかぞくせいふみんしょう、Fatal Familial Insomnia:FFI)は、幻覚、重度の進行性不眠症、頻脈等の症状に続き、全身の不随意運動と痴呆を主徴とする中枢神経の変性疾患」
というものでした。
このFFIという不眠症は、ごく限られた家系で見られるものとのことですが、現在のところ残念ながら治療法がないそうです。
いろんな病気があるものですね。。。
■不眠症(睡眠障害)の実態
さて、こうした特殊な不眠症もあるそうですが、一般的な不眠症も、非常に多くの方が悩んでいる障害ですね。
有病率は一般人口の10%から30%に見られるというので、ホントに身近なものですね。
一般的な症状としては、次のものがあります。
- 寝付きが悪くなる(入眠困難)
- 寝ている途中に目が覚める(中途覚醒)
- 早朝に目が覚める(早朝覚醒)
- 日中の眠気
- 疲労感や倦怠感
- 注意力・集中力などの欠如
- 仕事や運転中のミス
- やる気や気力の低下
これだけ見ると、けっこう当てはまっちゃう気がしません?
私なんか、この季節のせいか、日中の眠気が強くて寝てるとき以外、いつも眠いです。
もうまぶたに油性ペンで目を書いておこうかと思っちゃうときも…仕事中はさすがにまずいか。
■不眠症(睡眠障害)の睡眠薬以外の治療法
不眠症の治療といえば、一般的には睡眠薬が主流ですよね。
デパスやらレンドルミンやらロヒプノールやら、そんなお薬の名前を聞いたことありません?
わたしは以前、デパスは処方されたことがあります。
でも、ぶっちゃけていえば睡眠薬は使いたくないですよね?私もあんまり使いたくはありませんでした。
睡眠薬もうまく使えば効果的ですが、せっかくなのでお薬以外の治療法もご紹介しますね。
あ、あらかじめ言っておきますが、羊の数を数えても意味はないですよー。
(1)筋弛緩法
ひじょーにカンタンに説明しますが、全身にぎゅ~~っと力を入れて、パッと抜きます。
これを何度かやると、無意識的に体に力が入ってる状態から、ふわ~っと力が抜けた状態を体感出来ます。
このふわ~っとした状態が、リラックスした状態なので、眠りにつきやすくなります。
(2)認知の修正
おそらく誰でも経験があると思いますが、「寝よう寝よう」と思うとかえって寝られないということがあります。
この「寝よう寝よう」という状態は、「早く寝なくちゃ!」「寝ないとまずい!」というプレッシャー・緊張を強いてしまいますからね。
これではますます寝られなくなっちゃいます。
なので、「まぁ、一日くらい寝られなくってもダイジョブ」「短時間でも寝られたらいいかな」と気楽に構えるようにすると、眠りにつきやすくなります。
このとき、寝られないなら無理してお布団やベッドに入っている必要もありません。
むしろ、お布団やベッドから出て過ごし、眠くなってから寝ると思ったほうがいいと、いまは言われています。
(3)呼吸法
筋弛緩法と並んで、体をリラックスさせる方法ですね。
やり方はカンタン。
息を吸って、吐くときに「ひとーーーーつ」と心のなかで唱えながら、少しゆっくり目に吐きます。
で、また吸って、吐くときに今度は「ふたーーーーつ」と唱えます。
また吸って、「みーーーーっつ」、また吸って「よーーーーっつ」と続けていき、「とおーーー(10ですね)」までいったら、また「ひとーーーーつ」に戻って繰り返します。
これは寝るときだけではなく、緊張しているときや落ち着かないときにも効果的なので、参考にしてみてくださいね。
それと、コツとしては寝る時間は多少前後しても、起きる時間は一定にしたほうが、リズムを作りやすくなるそうです。
■睡眠とうまく付きあおう
睡眠時間は、人生の3~4分の1ほどを占める、貴重な時間です。
うまく睡眠とつきあって、いい時間を過ごせることで、日中の有意義な生活につながりますね。
私も「春眠暁を覚えず」と言わず、リズムを整えるよう心がけないと~。
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