キンコン西野氏の炎上から学ぶコミュニケーションスキル

お笑いコンビのキンコン(キングコング)の西野氏は人を傷つけても開き直ってる…そんなニュースがありました。
(「キンコン西野“舌禍騒動”意に介さず」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000322-oric-ent より)


事の発端は、どうやらキンコンの西野氏が放送作家である鈴木おさむ氏の著書をtwitter上で批判したところから始まる様子。

鈴木氏の著作を批判したことによって、その鈴氏の妻、森三中の大島氏がキンコンの西野氏に対してテレビ番組内でブチ切れたとかなんとか…。

この一連の経緯が、「炎上マーケティング」と呼ばれるようなマスメディアにおける戦略なのかどうか、真実なのかは私はわかりません。
個人的に思うのは…テレビってのは影響力が大きいメディアなんだから、そういう場で、少なくとも仕事として出ている人が個人の感情をぶちまけるというのは、やっちゃいかんでしょ、と。

それはさておき、この中でキンコンの西野氏が言っている言葉には、コミュニケーションスキルを向上させるために役立つなーと思うことがありました。

以下、上にも挙げたYahooニュースの記事(「キンコン西野“舌禍騒動”意に介さず」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000322-oric-ent)からの引用。




「何が好きで何が嫌いかを見せておかないと、次の仕事のオファーも来ない」




テレビ的には、風見鶏的に誰にでもいい顔する人も必要な時があるのかもしれないが、自分の意見、考えをハッキリ持っている方が自己主張がわかりやすいからいいのは間違いない。

あなたの周りにもいません?風見鶏さん。そういう人を見てると、背筋がゾワゾワしてきます。
で、反対にうまくできない自分のことを考えて胸がギューっと苦しくなったりするんですよね。

一見すると誰にでもいい顔をしているひとは誰とでも仲良くしているように見えるから悔しくもなるけど、本当の人付き合いを作るためには腹を割って話すような関係づくりも大切。




「全員に好かれたって仕方ない!」




これも上のと同じですね。

万人に好かれたい、みんなに好かれたい。
確かにそう思うのも事実。

他の人たちが楽しく話しているのを見ると、「なんだよ、くそ…」なんて心のなかで呟いたり。

でも実際は、全員に好かれることなんてできないし、それを目指すだけムダです。




「自分のかたちを理解して、自分の武器で、得意技で、勝負して」




このブログ記事でも、私がよく主張していることですが、すべての人に合う方法なんてないんです。
コミュニケーションスキルを高めるなんて考えたって、10人いれば10通りの方法、考え方があるんです。

だからこそこの「自分のかたちを理解して」ってのが大事なんです。

自分の癖、自分の個性、自分の特徴、自分の得手不得手…そういうものに目を向けないと、いつまでたっても本当に役に立つものなんて手に入れられないでしょ。



最後に付け加えておきますが、だからといってイタズラに人を不愉快にさせて、傷つけて、それで話題を起こすようなやり方は私は好みません。
んなことしたって、後味が悪い。

あくまでも、考え方だけ参考に。

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